【里芋】手がかゆくならない下ごしらえの方法
こんにちは
九州やさい日和 主宰
野菜と料理の研究家 永利裕子です。
今日は「里芋」のお話です。
里芋は料理するとき、ぬるぬるして手がかゆくなることがありませんか?
それが苦手で、里芋を使いたくな~いという方に
手がかゆくならない方法をお教えしましましょう♪
そもそも、かゆみの元はぬめりにある
里芋は、ぬめりがあるのが美味しさのひとつですが、手がかゆくなる人にとっては厄介です。
生の芋のぬめりに含まれるシュウ酸カルシウムが原因。
ぬめりをなるべく出さない下ごしらえをすれば大丈夫なんです。
ぬめりを出さない、洗い方、皮のむき方は
水でぬらすと「ぬめり」が出ます。
「ぬめり」を出さないためには皮をむいたら濡らさないのがが大切。
①まず、里芋を皮ごとたわしで洗ってザルに上げて乾かします。
②乾いた里芋を、乾いた手と乾いた包丁を使ってむきます。
その時にまな板の水分もふき取っておきましょう。
③むいた後は、水で流したり、水につけてはいけませんよ。
旬の、しかも地元の新しい里芋は、あく抜きや下茹では不要です!
もし、皮のケバケバが着いていたら、洗わず、キッチンぺーパー等でふき取れば大丈夫ですよ。
④切るときも、まな板、包丁は濡らさないようにしましょう。
里芋は赤芽里芋の方がぬめりは少ない
里芋には、一般的な里芋と、お尻の赤い赤芽芋(品種はセレベス)があるんですが、赤の方がぬめりは少なく、
赤芽里芋の親芋(株の中心の大きな芋)は、もっとぬめりが少なくホクホクしています。
里芋も、手も、包丁も、まな板も乾いていたらかゆくならない。
かゆみの原因は、ぬめりにあり。
水に浸けると、ぬめりが出ますからなるべく濡らさないように、下ごしらえしましょう!
きっと苦手克服できると思いますよ♪
どうぞ美味しい里芋料理を~☺