農産物直売所 は、必ずしも安心安全だとは言えないと思う話。
こんにちは
九州やさい日和 主宰 永利裕子 です。
今日の話は 農産物の直売所 = 安心安全 とは言えないということについてです。
スーパーの野菜よりも、農産物の直売所の野菜の方が安全だよね、とか安心だよね。という声を生徒さんからもよく聞きます。
これって、本当にそうでしょうか??
大切なことは、「チェック機能があるかないか」ということです。
農産物の直売所には、商品のパッケージに全て生産者の名前とバーコード 。 そこから生産履歴や農薬の情報が確認できるところもありますし、 全くそういうシステムがないところもあります。
スーパーでも同じかもしれません。ただ、規模の大きな店は大量の取引になるため、JAを通るもの、生産法人など市場で取引されるものが主になります。(農薬の用法要領の規定があるところ)
福岡の公設市場は福岡大同青果ですが、独自の検査機関があります。(もちろん、すべてをチェックすることはできませんが)
2020年に、福岡県で春菊から基準値の180倍の農薬が検出されたという事実が報ニュースになりましたね。この事実の内容はさておき、その時には「農家さんに対する非難や、 怖いね~」という話をよく聞きました。
私がまず感じたのは、チェック機能があるということは素晴らしいな。 という点でした。 たまたま 検査により、発見されたわけですが、 それさえもなければ ・・・
それはご想像の通り。。
産直とか、○○の野菜とか、オーガニックとか、
私たちは、イメージが先行しての先入観を、かなり持っているのではないでしょうか?
もう少し 客観的に俯瞰してみて、判断ができるようでありたいと思います。
農産物直売所の野菜がすべて、安心安全だ。とも、そうでもないともイメージだけで判断はできない、という話。
ちなみに、私は農産物直売所が好きですよ。
地元の新鮮な旬の野菜たちが、シャキッと元気で見ているだけでワクワクするから(笑) 畑を近くに感じられるところが魅力的です。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。