カラスとタヌキにはわかるまい⁈「美味しい茹で落花生の作り方」

こんにちは 
九州やさい日和主宰 
野菜と料理研究家 永利裕子です。

実家の落花生を食べました。

この秋 初物です。
今日はパーソナルレッスンだったので、茹でてお出ししたところ
「落花生って、千葉でしか採れないのかと思ってた!」 と(笑)

茹でた甲斐がありました~。よかった。

そうなんですよ。落花生は地元でも採れていますよ。
ただ、個人の農家さんが小規模で作られていることが多いので、農産物の直売所か
反対に大規模の品ぞろえの良いスーパーの青果売り場だと手に入りやすいです。

落花生を育てている 母によると
今年も、カラスやタヌキに食べられているらしい。

カラスやタヌキも、それは美味しかったろう。。

しかし、作り手からすると、たまったもんじゃないですよ~

天候の影響を受け、自然災害も心配しつつ、実ったら実ったで、カラスやタヌキとは・・・

私には何もできないけど、感謝して美味しくいただきます。
ありがとう!

落花生を茹でよう。

落花生のゆで方です。

①ボウルに入れて水をたっぷり入れて、落花生を殻ごと浸け、洗います。

出荷の時にすでに洗ってあるものが多いですが、中には表面のぼこぼこに泥が付いているものがあります。
しばらくつけっぱなしにしてから、洗うと落ちやすいです。

②洗ったあとはザルに上げて水を切ります。

③鍋に落花生とかぶるくらいの(落花生より2センチ上位まで)の水と塩を入れて火にかける。
塩は、海水位の塩の濃さにします。

(殻が固いから、少々しょっぱめでないと味がしみまない)

④落花生は浮いてくるので、一回り小さなサイズの鍋蓋で落とし蓋をするといいです。

⑤ゆで時間は20分茹でて、一つ味見をしてみましょう。
生落花生にもいろいろあって、掘りたてのもの。洗って2~3日干しているもの。
ゆで時間は、それぞれに違います。
最後は、自分を頼りに、確かめながら!

硬ければ、時間を追加すればOKです。

 

私は、余熱も利用します。
味見して「もういいかな?」と思うくらいで火を止めてそのまま10分ほど放置です。

そのあと、ザルに上げて・・・

カラスとタヌキの食べた落花生より美味しい「茹で落花生」の出来上がり♪

もちろん、そのまま食べて美味しい♪

沢山あるようだったら、殻だけ割って中の実を栗ご飯の要領で、「落花生ご飯」
玉ねぎや、三つ葉と合わせて「かき揚げ」もたまらない♪

**蒸してもいいですよ。今日は泥が結構ついていて落ちなかったので茹でてみました。

今日も 最後まで読んでいただいてありがとうございます!