「バターナッツかぼちゃ」の美味しい食べ方を2つご紹介します。

おはようございます。
九州やさい日和 主宰
野菜と料理の研究家 永利裕子です。


夏野菜と秋野菜の端境期の今、かぼちゃが美味しいですね。
バターナッツかぼちゃをご存知ですか?

スーパーではあまり見かけないけど、農産物の直売所や道の駅にいくと並んでると思います。




 


バターナッツかぼちゃ

 

アメリカ生まれのかぼちゃ

この手のかぼちゃは、英語ではパンプキンではなくてスクワッシュと呼ばれる仲間になります。「バターのようになめらかでナッツのように甘い」というところから名前が付けられたそうです。

その名の通り、甘くて、水分が多くてややねっとり。

皮がとても硬くて食べられないことも特徴的です。
和食の煮物にはむいてないかも。

私たちがいつも食べている西洋かぼちゃ(えびす系栗かぼちゃ系)ほど頻繁に食べるかぼちゃではないと思いますが、たまにはどうでしょうか?


今日は、おすすめの調理方法 2つご紹介します。

 

おすすめの調理方法は



それはスープとローストです。




スープにする。



バターナッツ南瓜は、肉質がなめらかで甘いので、スープにとても良く合います。いつものかぼちゃポタージュを作る要領で大丈夫。
種と皮を取ってスライスしてから、よくバターで炒めてからスープにしてください。(炒める前に水を入れるとダメ。美味しくない。。)コンソメを使わなくても、よく舌を研ぎ澄まして塩を手加減していくと味が決まると思います。
もしもコクやうまみが足りないなと思った時は写真のように上からパルメザンチーズをかけたりするのも美味しいですよ。







 

ローストにする。





ローストはアメリカでもよく作られている料理。皮の固さを活かし、縦半分に切って種を取りオーブンで焼きます。
この時、断面を最初から上にして焼くと、表面ばかりが焦げてしまいます。
最初は天板にオーブンペーパーをひいて断面を下にして焼きます。ある程度火が入ったら、それから断面を上に返して、オリーブオイルや塩、ハーブと一緒に焼く。種のあったくぼみに、にんにくとオイル、唐辛子を入れるのもおすすめです。

*いつも、適当に焼くので細かい分量なくてごめんなさい。

少し時間がかかりますが、手間がかからないわりに、見栄えがします。おもてなしの時には、このままテーブルにお出しして取り分けるといいです。オーブンで焼いている間に、コンロで何かスープやちょっとお肉を焼いたりするとそれだけでとても豊かな食卓の出来上がり。便利なお料理です。


バターナッツはとても日持ちがするので、私はしばらく部屋の隅にも置いて飾っています。
かわいいでしょう。




季節の野菜を食べよう~♪


今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。



9月のやさい塾、やさい教室でも「かぼちゃ色々」学びます。