カットしたかぼちゃ「保存のコツ」

こんにちは 九州やさい日和を主宰しています。
野菜と料理研究家 永利裕子です。



今日はかぼちゃの保存の方法についてのお話です。




この時期かぼちゃが私のキッチンの隅っこにいくつも並んでいます。
母が送ってくれたもの、直売所に入って目が合った子達、眺めているだけでもとっても楽しいです。

そうそう、今はお花の代わりにもなっています。
ひとつはかぼちゃの一種、「ズッキーニ」もうひとつはお友達が自分の畑から持ってきてくれた小さくてかわいいかぼちゃです。

 

 

カットしたかぼちゃを保存する方法

 

そもそもお野菜の保存というのは、過度な乾燥と過度な湿気が NG 。なのでこの間の環境で保存すれば、個別に保存方法を覚える必要もありません。

カットしたかぼちゃの場合は、この種の部分が過度な湿気に当たる水分が多い部分になります。いろんなメディアや本などでこのワタの部分をくり抜いて保存しましょうと書いてあるのは、一番ここに水分が多くてカビがしやすいからだと思います。

私は実はこの部分はあえて取りません。そのままラップに包んで冷蔵庫に入れます。

 

種とワタを取らない理由

 

なぜかと言うと確かには他の部分はカビがしやすいんですが、でもお料理する時に種の部分を食べてますか?私もほとんど使うことはありません。なので最悪カビが生えてもいいんです。種の部分を取ってしまってから冷蔵庫に何日も保存すると、実の部分が傷んで、こそいで取らないと使えなくなってしまいます。なので私は捨てる部分はあえてそのままに。
使う時に取るとその境目が新鮮な状態なのですぐ料理することができます。

 

種の部分にカビがしやすいと言っても、通常冷蔵庫で一週間ぐらいは問題ないですよ。
あとは、なるべく早く食べることに知恵をつかいましょう♪

 



丸ごとかぼちゃの保存方法は

 

丸ごとの時は1枚目の写真のようにあまり湿度が高くないところであれば置いておくだけで大丈夫です。1ヶ月ぐらい待ちます。

1度に使う量が少なくて食べきるのに時間がかかるという方は、なるべく買いすぎないことがオススメです。今は何かと物価上昇していて、スーパーに行っても値上がりを気になることもありますよね。
買うときの価格の差には敏感なんですが、買ってきて保存したまま無駄にしていることないですか(笑)
私もないとは言えないです。。。

物価が上がっている背景にはいろんな理由があるので、必要なものに対しては仕方がないと私は思っています。ただ買ったものは少しも無駄にすることなくなるべく美味しく頂きたいと思っています。

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かぼちゃも夏の野菜。
暦の上では「立秋」秋になりましたが、夏に収穫したかぼちゃが秋にかけて美味しくなる時期ですよ。


今日も美味しい野菜食べて元気にすごしましょう!