ところ変われば・・・オンラインの「やさい塾」がおもしろい!
こんにちは
九州やさい日和 主宰
野菜と料理研究家 永利裕子です。
11月のやさい塾すべてが終わりました。
毎回、主宰している私も楽しんでいる「やさい塾」ですが、
今月は特に「オンラインやさい塾」が面白かった。
県外、離島からも受講いただきました。
初めてご参加のAさんは離島からご参加、
その他、福岡県内以外にも関東からもご参加いただいています。
様々な地域からご参加くださると、その地域性の違いが明確に出るんですね~。
今回、とくに面白かったこ(盛り上がったこと)が2つありました。
1つは、「かぶ」
もうひとつは「洋梨」
地域で「かぶ」の大きさも色々
オンライン講座では素材のお届けコースがあります。
福岡の「かぶ」も送っていましたが、関東のKさんは「これ、聖護院かぶ?こんなの神奈川にはないです~」と。
福岡県民からすれば、「かぶ」はこれが当たり前の大きさ。
小さな「かぶ」は「小かぶ」と分類されて別物。また出回る量も「小かぶ」は少ないのです。
関東では「かぶ」=小さいもの。なんですね。
しかも、冬よりも春先に出回ることが多いそう。
タイムリーなことに、翌日卒業生でシェフのUさんからLINE。
「先生~、八百屋さんにかぶを注文したら、でっかいの来たんです、福岡にはかぶないんですか?」と。
「福岡では、その届いてる大きなものが”かぶ”だよ、小さいものが欲しいときは“小かぶ”って言わないと伝わらないよ~」
気に留めたこともなかったなあ(笑)
九州で「梨」と言えば「日本梨」のこと。「洋梨」はちょっと高価です。
九州では、洋梨はほぼ栽培されていません。
なのでお店に並んでいる「洋梨」はほぼ東北のもの。
1番多いのは山形県の「ラ・フランス」でしょう。
なんなら、ラフランスが洋梨という意味だと思っていた、という会話を聞くくらい。
ラフランスは品種名ですよ。
今年、近所の店で見かけたのは「ラフランス」と新潟県の「レクチェ」。
八百屋時代に、洋梨の食べごろが分からず「美味しくなかった」とのお叱りを度々受けたものです。
洋梨は食べごろの見極めが必要ですからね。
この洋梨も、やさい塾のお届け便に入れていたところ。
県内離島のAさんは、また食べたことがなかったそうです。「洋梨イコール、高価なイメージが・・・」と。
確かにそうかもしれませんね。
この日届けていた洋梨は、1個300円~400円のものでした。
神奈川のKさんに、いくらくらいで売っているか聞いたところ
なんと「100円くらいでも売ってますよ!」という答えが・・・。
これには、一同「え~ うらやましいっ!」って笑
私も、17、18年前に東京大田区に住んでた時がありました。
そのとき、八百屋の店頭に色んな品種の洋梨が並んでいること、お値段が安いことに感動した記憶があります。
「洋梨のザル盛り」なんて、福岡で見ることはないですからね。
ところ変われば、野菜も果物も変わる。
オンライン講座で、様々な地域の方とつながっていけたら可能性が広がりますね。
各地域の情報を交換しながら、暮らしや仕事に生かしていきましょう!
今月もご参加の皆様、ありがとうございました。
今日も最後までよんでくださってありがとうございます。
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