かぼちゃは採れたてよりも寝かせた方が美味しい

おはようございます 永利裕子です。

 

今日はかぼちゃのお話。

かぼちゃ=ハローウィンのイメージもあって秋の野菜のようですが、かぼちゃは夏野菜です。
野菜は一般的に、鮮度の良いものがよいと言われますが、かぼちゃに関しては採れたてよりも追熟させたものが美味しいんですよ。



採れたてのかぼちゃはどこを見て判断する?

丸ズッキーニ(注かぼちゃではありません)

 

ヘタの部分を見ましょう。スーパーマーケットで見るかぼちゃは 、JA の出荷のものがほとんどで追熟が終わっているかぼちゃが並んでいます。だからヘタのところが枯れているカボチャです。しかもカットして売られているのでなかなかへたのまで目が行きに分かりにくいかもしれませんね。
とれたてのかぼちゃというのは切り口のところがまだ緑色で若いです。
ズッキーニとヘタのところを思い出すとわかりやすいです。ズッキーニもかぼちゃの仲間は何ですよね。



食べごろのかぼちゃはどんな様子?



収穫してから10日とか2週間置いておくとヘタのところが固く、コルク状に枯れてきます。そうなっていくとデンプンが糖化して甘みがのります。
水っぽさも抜けてほくほく感も強く美味しくなる。

若いかぼちゃの追熟する方法



直売所や小さな八百屋さんなど、農家さんが取り立てのかぼちゃを出荷されている時があります。そんな若いかぼちゃに出会った時は買ってからすぐ使わずにお家で追熟させましょう。特別なことは必要ありません。なるべく日陰の風通しが良い所か、部屋の中のなるべく涼しいところに置いておくといいです。特別ビニール袋に入れたりする必要もありません。私はだいたい夏の時期は部屋にかぼちゃの入った箱があってそこで眺めながら育てています。


 

若いかぼちゃを食べるときは



若いまま、かぼちゃを食べる時はまだ味がのっていなくって甘みは少ないと思います。ちょっと味付けを濃くしてみたり、出汁をきかせたあっさりした煮物にするのはむいています。お菓子に使ったりかぼちゃのポタージュには物足りないと思います。


採れたてのかぼちゃを見つけた時は、お家に連れて帰って飾って眺め、ヘタが枯れたら美味しく食べる!
長く愉しんでみてください♪


今日も暑くなりますね~よい1日を!


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