いちごを長持ちさせる「保存方法」
こんにちは。九州やさい日和 永利裕子です。
せっかく買ったいちごが、思ったより早く傷んでしまった——そんな経験はありませんか。
いちごの保存は、時期によってやり方が変わります。冷蔵庫に入れたほうがいい時期と、入れないほうがいい時期があるのです。
寒い時期(1月・2月)は、冷蔵庫に入れない
冷え込む時期のいちごは、ゆっくり育つので実がしっかりと硬いのが特徴です。
この時期は、冷蔵庫に入れるよりもベランダや家の外の、風が当たらないところに置いておくほうが長持ちします。味も落ちません。
ただし、いちごは風に弱いので、そのまま置きっぱなしにしないでください。
- 新聞紙のような紙で、くるっと包んでおく
- いちごの箱や段ボールがあれば、その中に入れて紙で覆っておく
箱に入れて紙で覆うと水分の調整ができて、なお良いです。
3月は、その日の気温で決めてください
むずかしいのが3月です。まだ寒い日もあれば、急に暖かくなる日もある。「何月だからこう」と決めきれない時期です。
迷ったら、いちごそのものを見てください。実がしっかり硬ければ寒い時期のやり方で、少し柔らかく感じるなら春先のやり方に切り替えます。
気温の目安でいえば、暖かい日が続くようになったら冷蔵庫へ。まだ冷え込む日が多いうちは、外の風の当たらないところで大丈夫です。
春先(4月頃〜)は、冷蔵庫へ
気温が上がってくる4月頃からは、外の気温も上がるので冷蔵庫に入れます。
そしてこの時期のいちごは、気温が上がると早く育つようになり、実が柔らかい。そのぶん、とても傷みやすくなります。
冷蔵庫に入れるときは、庫内の乾燥に気をつけてください。
- 紙で一度くるっと包んでから入れる
- フィルムを一度はがして、間にキッチンペーパーを一枚はさみ、またフィルムを閉じて入れる
「汗」に気をつけて
春先にもうひとつ気をつけたいのが、持ち帰るときの温度差です。
冷蔵ケースに並べてあったいちごを常温で持ち帰ると、フィルムの裏に水滴がつくことがあります。私はよく「汗をかく」という言い方をしますが、いちごはそこから傷みがきます。
必ず中にペーパーを一枚はさみ込んで保存することをおすすめします。
洗ってから保存しては、絶対にだめ
ご存じの方も多いかもしれませんが、念のため。
いちごは、洗ってから保存しては絶対にだめです。すぐに傷んでしまいます。洗うのは食べる直前に。
保存の鉄則は、いつも同じ
いつも言っていることですが、野菜や果物の保存は
過度な乾燥と、過度な湿気。この2つが傷みのもとです。
だから、その真ん中に寄せてくる。これが鉄則です。
いちごも同じで、寒い時期は風から守り、春先は乾燥と汗から守る。紙を一枚はさむのは、どちらも「真ん中に寄せる」ための工夫なのです。
いちごのおいしい時期を、最後までおいしく召し上がってくださいね。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
・今の季節、何を作る? 季節の台所手帖
・野菜の旬・目利き・保存を動画で学ぶ やさい塾オンライン
・現在募集中の講座は こちら
・マンツーマンのパーソナルレッスンは こちら
・ご相談は 公式LINE からどうぞ


